白髪染めで黒髪にするには、自髪の色に左右される

黒い瞳に黒いまつげなら、髪の色は黒で丁度いいのに何故日本人は、黒髪をそめるのか外人は不思議でならないそうです。

茶髪を学校や職場で咎められたら、白髪染めを使用すれば、ビックリするほど黒々とします。
確実ですし、安価な価格で手に入れることが出来ますので、学生でも負担がかかりません。

逆に、白髪を黒く染める時、お洒落染めの黒でも良いのではと一瞬考えますが染まりません。

それは、自髪の色が問題なのです。
色素が完全に抜けてしまった髪を染めるには、大変なパワーが要ります。
このパワーのことを染毛力というのだそうです。
オシャレ染めの場合、自髪にある程度色がついているのが前提ですので、染毛力が低くなります。

一方、自髪の色より明るく染めたい場合は、髪の中の色素を抜かなくてはなりません。黒い画用紙に赤いボールペンで文字を書いたところで、目立たないのと同じです。
髪の色を抜く力をブリーチ力というのです。
白髪染めでも、おしゃれぞめでも、明るめに染める場合は、ブリーチ力は高いです。でも、色素が少なくなった髪の色素をさらに抜くのですから、これは髪にとっては酷な話です。

白髪染めと同じ働きをするものに、髪色戻しというのがあります。これなら、白髪染めの代わりができそうです。

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